遺産分割について

遺産分割の流れ

 遺産分割は相続人同士の協議で行われるのがスタートであり、理想です。そこで話がまとまれば、協議の結果を書面にしておくことが望ましいでしょう。

 ただし、その場合でも上記のような問題点を整理しておくことが必要です。この時点で一度弁護士に相談するのがベターといえます。また、協議がスムーズに進まない場合、弁護士を代理人として交渉を進めることが出来ます。
 協議が行き詰まった場合、あるいはそもそも協議ができない場合は、家庭裁判所に調停を申し立てることになります。遺産分割の場合、いきなり裁判ではなくて、まずは第三者を交えた話し合いの機会が与えられます。調停では、専門の調停委員2名が立ち会いの下、両者の話を交替で聞きながら問題点を整理し、話し合いを仲介します。調停で遺産分割がまとまることは非常に多いといえるでしょう。
 調停が不成立に終わった場合、審判に進みます。これは、家庭裁判所の裁判官が、それまでに提出された資料をもとに、遺産分割の内容・方法について決定をくだします。
 遺産相続は、問題点を整理すれば、考えていたよりも多く相続できるケースが少なくありません。相続人間で協議する一歩前に、弁護士に相談されることをお勧めします。


誰が、どれだけ相続できるか?

 遺言がない場合、相続分は民法900条以下で定められている法定相続分に従うのが基本です。配偶者や子ども、直系尊属(亡くなった方の父母や祖父母)及び兄弟姉妹の法定相続分は固定されています。法定相続分のいろいろなパターンは以下をご参照下さい。

(1)相続人が配偶者と子の場合
 この場合、兄弟姉妹、直系尊属の法定相続分はありません。
 例:配偶者と子2人  配偶者1/2、子1人各1/2×1/2=1/4

(2)相続人が配偶者と直系尊属の場合(子がない場合)
 配偶者2/3、直系尊属1/3  直系尊属が複数いる場合、上記1/3を頭割りする。

(3)相続人が配偶者と兄弟姉妹の場合(子、直系尊属がいない場合)
 配偶者3/4、兄弟姉妹1/4 兄弟が複数いる場合、上記1/4を頭割りする。

(4)相続人が配偶者のみの場合
 配偶者のみが単独相続

(5)被相続人に配偶者がなく、子、直系尊属または兄弟姉妹だけが相続人の場合
 複数であれば、頭割りする。ただし、非嫡出子(夫婦間の子ではない子)は嫡出子(夫婦間の子)の1/2、半血の兄弟姉妹は全血の兄弟姉妹の1/2

 その他、法定相続人が相続時に死亡している場合などには、その子や孫に相続分が認められる場合があります(代襲相続)。
 このような法定相続分については、遺言で法定相続分とは異なった割合を定め、あるいは遺産分割で法定相続分とは異なった分割をすることが可能です。

 個別のケースについては、弁護士にご相談ください。

 法律相談ご予約 TEL:03-5501-2151 相談料 30分 5250円


まずはお電話にて、
法律相談をご予約ください。
イオロイ
五百蔵洋一法律事務所
TEL:03-5501-2151
執務時間:9:30〜18:00