1月27日、新宿シティハーフマラソンに出場した。自分にとって初の競技マラソン出場である。
 国立競技場をスタートし、新宿通りから御苑トンネルを抜けて明治通りへ、そして国立競技場へ戻るという楽しそうなコースであり、前日にお酒を控えた点を除いては特段準備もなく、「大丈夫だろう」という安易な気持ちでレースに臨んだ。
 初マラソン。トラックのスタート地点に集まる人の群れ。予測タイムに応じて並ぶ場所を選択できる。合同での準備体操。チームでの参加を楽しむ人たちもいる。全てが目新しく、また、待ち受ける21.0975qという世界に一気に気分が高揚した。しかし実際のレースは決して甘くなかった。
 コースは全4周。何もわからず1周目は飛ばした。たくさんの人を抜いた。その時は「ペース配分」という言葉は自分の中にはなかった。中学や高校のときはこんな感じで走っていたという過去の自分に頼りながら、感覚で走っていた。沿道の声もはっきり聞こえた。これは自分以外の人を応援している声で、これはみんなを応援してくれている声。バスから手を振る子どもにも笑顔で手を振り返すことができた。
 問題は2周目以降である。完全に足が疲れていた。呼吸器のがんばりに、足がついていっていなかった。息は慣れてきて苦しくないのに、筋肉がいうことを聞かない。完全な練習不足。マラソンは練習の成果が必ずでるスポーツ。運で勝てるスポーツではない。そんな言葉を思い出した。そんなことを考えていると今度は呼吸まで苦しくなってくる…。そこからが長かった。おそらく100人以上のランナーに抜かれたと思う。これはペース配分の問題ではない。努力している人が努力していない人を抜いていくんだな、と自分なりに理解した。沿道の声援や人の顔もよく見えない。自分がいまどこを走っているのかもよくわからない。この状況の中で右膝が痛み出した。少し休んだ方がいい、無理をしてはいけない、そんな言葉が自分の中をよぎった。
 そんなとき、自分の横を通り過ぎるランナーのランシャツの裏に「挫折禁止」と書いてあるのが目に入った。そういえば最近読んだ本にも「スピードは遅くても走ることを止めなければ、着実に進むことができる」なんてことが書いてあったことも思い出した。挫折禁止、挫折禁止…と唱えながら、「本当に体が動かなくなったら歩けばいい」と気持ちを切り替え、何とか手と足を振り続けた。沿道には手を差し出して応援してくれる人もおり、ハイタッチをさせてもらったりして気持ちをつないだ。
 後半に差し掛かり、今度は左足の裏にしびれを感じ始めた。走れば走るほどしびれは大きくなっていった。自分では意識していないが、そのしびれをかばったせいか今度は左足首が急に痛くなってきた。これはこれはいよいよ限界に来ているか、そんなことを考えていたとき、今度は自分の前を走るランナーのランシャツに書いてある「明日にかける足」という言葉が目に入った。そういえば、自分がなぜレースに出ようと思ったのか、それは自分がこのマラソンから何かを得るため、このレース経験を今後の自分に活かすためではないのか。そう思ったときから「絶対に歩かない」と心に決めた。
 学生時代のようにラストスパートなんてする余力はなかったが、なんとかゴールにたどり着いた。1時間46分31秒。体は悲鳴をあげていた。靴下を脱ぐと左足の裏に大きな豆ができていた。
 今回のレースで、あらためて日々の着実な努力が必要であること、自ら挫折してはいけないことを強く感じた。「挫折禁止」さん、「明日にかける足」さん、沿道のみなさん、ありがとう!!次回はぜひホノルルマラソンを走ってみたい。
(2008.1 関哉直人)
 

事務所のある「西新橋」

 当事務所がある西新橋という場所は、内幸町駅、虎ノ門駅、新橋駅と交通のアクセスもよく、かつ、霞ヶ関に近いため、毎日のように利用する裁判所や弁護士会へのアクセスも非常に便利です。

 そのため、法律事務所も多く、10メートル歩けば法律事務所に当たるという場所でもあります。競争が激化する中で、当事務所はあえてこのような場所に身を投じ、日々法的サービスの向上を目指しています。

 そしてもう一つ、西新橋という場所は、新橋周辺ということもあり、市民の目線に非常に近い場所ということができます。新宿や六本木、東京駅周辺にも法律事務所は多数存在しますが、当事務所のコンセプトである敷居のない専門店という意味では、現在の西新橋という場所が最適だと考えました。また、同じコンセプトからビルの2階に事務所を構えることとしました。その結果、クライアントからも「非常に入りやすい」事務所と評価を受けております。

 JR新橋駅は、1872年、日本初の鉄道路線である新橋〜横浜間の起点駅として開設され、サラリーマンの町として街頭インタビューの代表地とされています。そのため西新橋の地にも飲食店が多数あるというもの楽しみの一つです。

 今後も当事務所は、西新橋に事務所を構えたときの意識をそのままに、最良の法的サービスを提供し続けます。

 (文責:五百蔵)

 

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